和歌山シンポジウム
和歌山県海南市にある、鈴木屋敷。
地元関係者や有志の方々のご尽力により、お陰様で令和6年3月竣工致しました。
⇒ http://fujishiro-jinja.net/(藤白神社)
ひとりでも多くの方々に鈴木屋敷や全国の鈴木姓のルーツとされる紀州藤白鈴木家、その家の出身で源義経家臣として活躍した[鈴木三郎重家・亀井六郎重清]兄弟のことを知っていただきたいとの願いから、廃曲となっていた古曲『語鈴木』を復曲能『鈴木三郎重家』として2018年に上演致しました。
能には、修験や熊野信仰に関係する曲、紀州(和歌山)に所縁の深い曲がたくさんございますが、残念ながら、地元の皆様にもあまり知られておりません。
そのことを大変残念に思っていた折、復曲能の監修者である小林健二先生から和歌山大学の大橋先生をご紹介いただきました。
修験、熊野、紀伊路と能楽…。
今回、基調となる特別展での関連イベント【シンポジウム】において、「能」に関する研究内容も含めていただき、参加させていただきました。
(鈴木屋敷や紀州藤白鈴木家、和歌山の能について少しでも多くの方に知っていただきたい)との希望に、快く御力をお貸しくださいました
小林健二先生(国文学研究資料館名誉教授)
大橋直義先生(和歌山大学(当時))
大河内智之先生(和歌山県立博物館(当時)) ほか、
先生方・研究者の皆様には心より厚く御礼申し上げます。
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第6回 紀州地域学共同研究会 研修集会
主 催:和歌山大学 地域活性化総合センター 紀州経済史研究所
紀州地域学共同研究会[代表 大橋直義]
協 賛:一般社団法人一乃会[代表理事 鈴木啓吾]
日 程:2019年3月9日(土)・ 10日(日)
会 場:和歌山県立博物館2階 学習室
藤白神社(和歌山県海南市)
=1日目=
【3月9日(土)】
11:00~12:00 特別ミュージアムトーク
和歌山県立博物館・企画展「国宝・古神宝の世界-熊野速玉大社の名宝-」
⇒ https://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/ (和歌山県立博物館)
13:00~17:00 シンポジウム
「葛城修験の信仰・儀礼・言説-向井家文書・聖護院文書のコスモロジーとその四周-」
小橋勇介(和歌山市立博物館)「向井家文書からみた葛城修験」
長村祥知(京都府京都文化博物館)「聖護院文書にみる葛城嶺修行」
大橋直義(和歌山大学)「『七宝龍寺縁起』と志一上人のことなど」
大河内智之(和歌山県立博物館)
「中津川行者堂碑伝にみる葛城修験の護法善神-深蛇大王と二上権現-」
コメンテーター:藤本清二郎(和歌山大学名誉教授)
司会:大橋直義
=2日目=
【3月10日(日)】
10:00~11:30(会場:海南市 藤白神社)
謡曲奉納及び鈴木屋敷・藤白神社等の現地見学(会場:海南市藤白・藤白神社内)
1)拝殿での謡曲「神歌」「鈴木三郎重家」奉納
2)神社境内での復曲能「鈴木三郎重家」解説と連吟
3)鈴木屋敷(解体調査中)の見学(案内:一級建築士・中西重裕)
⇒ 鈴木屋敷と復曲能について(一乃会特別公演)
13:30~17:00 シンポジウム
「熊野・紀伊路と能楽」
大橋直義(和歌山大学)「道成寺の縁起と芸能-南北朝から近世への道程-」
高橋悠介(慶應義塾大学附属研究所斯道文庫)「能に描かれた紀州の神仏」
小林健二(国文学研究思資料館)「番外謡曲「鈴木三郎重家」とその復曲」
司会:吉村旭輝(和歌山大学)
<基調となる特別展>
「加太・友ケ島の信仰と歴史-葛城修験二十八宿の世界-」
開催期間:2019年1月10日(木)~3月8日(金)
開催場所:和歌山大学 地域活性化総合センター 紀州経済史文化史研究所 展示室
(和歌山大学 西5号館(図書館)3階:和歌山市栄谷930)
開館時間:10:30~16:00(土曜開館 13:00~16:00)
休館日 :土・日・祝日
⇒ http://www.wakayama-u.ac.jp/kisyuken/(紀州経済史文化史研究所)